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Corning、“競合より2倍強い”保護ガラス「Gorilla Glass 4」

 米Corningは20日(現地時間)、タブレットやスマートフォンなどの表面保護ガラスとして採用例の多い「Gorilla Glass」シリーズの最新モデルとなる「Gorilla Glass 4」を発表した。

 Gorilla Glass 4は、デバイスの落下という日常生活での一番の問題に対処したと謳う保護ガラス。Corningの科学者による調査では、デバイス破損の70%がデバイスの落下など強烈な接触によるものと判明。

 そこで、粗い表面に対して、カバーガラスが直に衝突するよう1mの高さから落下させる新試験を実施。結果、ソーダ石灰ガラスではほぼ100%が損傷したのに対し、Gorilla Glass 4は80%の場合で損傷を逃れており、アルミノシリケートガラスのような競合製品に対しても最低でも2倍の強度を持つとしている。

 Gorilla Glass 4は世界中の顧客に対し製品サンプルの出荷を開始している。

1mの高さから保護ガラス面を下にして粗い面に落とす新試験が行われている

(多和田 新也)