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2014年第2四半期タブレット市場はApple後退、Lenovo躍進
(2014/7/25 12:52)
米International Data Corporation(IDC)は24日(現地時間)、2014年第2四半期世界タブレット市場の出荷、シェア状況をとりまとめた。
これによると、同四半期は対前年で11%増となる4,930万台を出荷した。スマートフォンの画面サイズの大型化や、買い換えサイクルの鈍化などにより、第1四半期からは1.5%のマイナス成長となるものの、AppleとIBMのエンタープライズ事業での提携に見られるように、今後企業向け市場での需要が見込まれ、2014年通期でも前年を上回る成長になると見られる。
メーカー別に見ると、Appleはシェア1位を堅持したものの、9.3%のマイナス成長で、シェアを33%から26.9%に落とした。2位はSamsungでシェア17.2%。3位には、出荷台数64.7%増という大きな成長を遂げるとともに、ASUS、Acerを抜き、Lenovoが躍り出た。Lenovoに抜かれはしたが、ASUSも13.1%成長。Acerは36.3%の大幅なマイナス成長となった。
IDCでは、これまでApple 1強の時代が続いていたが、現在ではメーカー数が増え、上位のAppleやSamsungらのシェアを奪いながら小さなメーカーが成長する新たなフェーズに入ったと分析している。
2014年第2四半期タブレット上位5位の出荷台数とシェア(出典:IDC Worldwide) | |||||
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メーカー | 2Q14出荷数(単位100万台) | 2Q14シェア | 2Q13出荷数(同) | 2Q13シェア | 対前年 |
1. Apple | 13.3 | 26.9% | 14.6 | 33.0% | -9.3% |
2. Samsung | 8.5 | 17.2% | 8.4 | 18.8% | 1.6% |
3. Lenovo | 2.4 | 4.9% | 1.5 | 3.3% | 64.7% |
4. ASUS | 2.3 | 4.6% | 2.0 | 4.5% | 13.1% |
5. Acer Group | 1 | 2.0% | 1.5 | 3.4% | -36.3% |
その他 | 21.9 | 44.4% | 16.4 | 37.0% | 33.4% |
合計 | 49.3 | 100.0% | 44.4 | 100.0% | 11.0% |