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LoiLo、タブレット向けの教育支援アプリ「ロイロノート・スクール」
(2014/4/23 11:44)
株式会社LoiLoは、タブレット向けの教育支援アプリ「ロイロノート・スクール」を発売した。対応OSはiOSおよびWindows 8.1/RT以降。Android版も現在開発中。
2013年に発売した「ロイロノート」の後継で、教育現場の声を反映して多くの機能を追加。これまでは子供達が動画や写真、スライドを作成して発表したり共有したりするだけのソフトであったが、先生のクラス管理機能を追加し、子供のタブレットの操作状況の監視、質問や資料の配布ができるようになった。
資料を保管する場所としてクラウド上に「資料箱」を用意。先生はPCなどを通してPDFや動画、iWorks/Officeで作成した資料などをあらかじめ資料箱に転送しておくことで、授業時に生徒に資料を参照させたり配布したりできる。
また、先生が質問を出し、生徒がタブレットに書いた答えをクイズ番組のように一覧表示にする機能、生徒同士のファイル共有を禁止したり許可したりする機能などを加えた。
アプリ自体は無償でダウンロードできるが、アカウントが必要になるためそのままでは利用できない。生徒や先生、学校などのアカウントなどをLoiLo側で管理する「クラウド版」と、クラウドが規定で利用できない場合に学校内のサーバー機器にインストールして利用する「学校内サーバー版」の2種類を用意する。
クラウド版の月額は、1ユーザーあたり800MBまで利用可能な「共有タブレット向けプラン」が40円/ユーザー、同2GBの「スターター」が100円/ユーザー、同4GBの「ベーシック」が200円/ユーザー、同10GBの「スタンダード」が500円/ユーザーとなっている。学校内サーバー版はオープンプライス。
発売を記念して、100校100クラス限定で、ロイロノート・スクールを無料で利用できるモデル校を募集するキャンペーンを行なう。若干数ながらタブレットの貸出も可能。1校あたり1クラス分40アカウント、2014年度中無料で利用できる。