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無接点給電規格「Rezence」を拡張しノートPCも電力供給を実現へ

~PCベンダーとして初めてDellが参画

「Rezence」
2月20日(米国時間) 発表

 無接点給電規格「Rezence」を策定する業界団体のAlliance for Wireless Power(A4WP)は20日(米国時間)、20~50Wを供給可能とすることで、Ultrabookや2-in-1などのPC製品で無接点給電が行なえるよう仕様拡張を行なう構想を示した。また、主要なPCベンダーとして初めて米Dellが同団体に参画した。

 Rezenceは磁気共鳴方式を用いた無接点給電規格で、現在のバージョン1では、3.5W供給のカテゴリ2、6.5W供給が可能なカテゴリ3が定義されている。タブレットやノートPCなどでの利用を想定したカテゴリを将来的に提供することも元より予定されていたが、20~50Wを供給可能にするという具体的な数字が明らかにされた。

 また、主要なPCベンダーとして初めて、米DellがA4WPに加盟することを発表。スマートフォンやPC、タブレットへRezenceを採用する意向を示している。規格拡張についても、同社やIntelの協力で進められていく見込み。

(多和田 新也)