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2013年の3Dプリンタ出荷台数は前年から2倍以上の増加~IDC Japan調べ

~今後も急速に拡大と予測

1月9日 発表

 IDC Japan株式会社は9日、2017年までの3Dプリンタ世界市場予測を発表した。

 これによると、2013年の3Dプリンタ出荷台数は68,000台で、2012年の31,000台から2倍以上の増加と推定。今後も急速に拡大し、2017年には出荷台数で315,000台、売上額で27億ドル近くに達すると見ている。年間平均成長率は出荷台数で59%、売上額で29%と予測する。

 HPが2014年半ばに製品を投入するほか、コニカミノルタが主要メーカー製3Dプリンタの米国販売契約を締結しようとするなど、ビジネスチャンスと考えるプリンタメーカーも増えているという。

 また、アーリーアダプタや趣味で利用するエンドユーザーを超えた広がりを見せ、コスト削減や市場投入期間短縮などで“利益をもたらすビジネスアプリケーション”として本格活用され始めているとしている。

世界3Dプリンタ市場予測(出展:IDC Japan)

(多和田 新也)