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レノボ、世界最軽量350gの8型Windowsタブレット「Miix 2 8」

Miix 2 8
12月6日 発売

価格:オープンプライス

 レノボ・ジャパン株式会社は、Windows 8.1搭載で世界最軽量の350gを実現した8型タブレット「Miix 2 8」を12月6日に発売する。

【13時50分訂正】記事初出時、11月29日発売としておりましたが、正しくは12月6日です。お詫びして訂正します。

 価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32GB+Office Personal 2013モデルが42,800円前後、64GB+Office Home and Business 2013モデルが47,800円前後の見込み。

 最薄部が8.35mm、重量が350gの薄型軽量タブレットPC。液晶は1,280×800ドット表示対応の8型IPSパネルを採用し、広視野角を実現。バッテリは約10時間駆動。64GBモデルは独自の顔認証ソフト「VeriFace Pro」を採用し、複数の表情によるロック解除が可能。

 そのほかの主な仕様は、CPUにAtom Z3740(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、ストレージが32GBまたは64GB、OSがWindows 8.1。液晶は10点マルチタッチに対応する。

 インターフェイスは、Micro USB(充電兼用)、microSDカードスロット、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、前面200万画素カメラ、背面500万画素カメラ、ヘッドフォン/マイク兼用ミニジャックを備える。センサーは、加速度センサー、光センサー、コンパス、ジャイロセンサー、GPSを搭載する。

 本体サイズは215.6×131.6×8.35mm(幅×奥行き×高さ)。

 26日に都内・六本木にあるレノボ・ジャパン本社で開かれた記者発表会では、同社 コンシューマ事業部 製品統括 兼 ノートブック製品担当 部長の櫛田弘之氏が製品の特徴を説明。「これまで外資系の製品というと重いという印象を持たれる方が多いと思うが、Miix 2 8はそのイメージを払拭し、現時点で最軽量を実現した」とアピールした。

 また、SIMスロット付きでモバイル通信できるモデルの展開については「海外では3Gモデルがあるが、日本国内では通信環境がほぼLTEに移行していることもあり、検討はしていない」とした。さらに海外で用意されている128GBモデルの国内投入についても「価格の関係で展開しない意向だ」と答えた。

本体背面
Atom Z3740搭載で4コア
横画面時の本体左側にヘッドフォン/マイク兼用ミニジャックを搭載
本体上面にMicro USBやmicroSDカードリーダ
スピーカーは横持ち時で左、縦持ち上になるため、やや違和感があるかもしれない
iPhoneとの大きさ比較
CPU-Zを実行したところ。この情報を鵜呑みにすると、最大1.86GHzで動作し、電圧は0.58Vと低い
SiSoftware Sandraの実行結果。AtomのSoCとしてはデュアルチャネルに対応しているようだが、実際は1チャネルのみ実装されているようだ
プロモーション動画
さまざまな角度から
櫛田弘之氏
10月の新製品発表会で「チラ見せ」があったため、そこから待っていたユーザーにようやく応えられた
Miix 2 8の主な特徴
Miix 2 8を手にする櫛田氏
Miix 2 8のインターフェイス類
64GBモデルのみに搭載される顔認証機能「VeriFace Pro」
Miix 2 8のラインナップ
“艦これ”実行時はやはりスクリプト処理の実行速度が遅いという警告が出る。ちなみに、ここは「はい」ではなく「いいえ」を押さないと先に進めない
艦これを実行しているところ
艦これ実行中はCPU負荷が80%まで上がる
【動画】艦これをプレイしている動画。デスクトップのIEでもすこぶる快適であり、大半の提督は満足できるだろう

(劉 尭)