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アイ・オー、PLSパネルを採用する27型フルHD液晶

~ブルーライト低減機能付き17型スクエア液晶も

LCD-MF275XPBR
11月中旬 発売

価格:オープンプライス

 株式会社アイ・オー・データ機器は、PLS方式のパネルを採用する27型フルHD液晶「LCD-MF275XPBR」を11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は39,800円前後の見込み。

 PLS方式のパネルを採用し、IPS液晶と同等の上下/左右178度の視野角を持つディスプレイ。削減電力量が表示される輝度調整OSDや、輝度の自動調整機能などを備える。

 解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、表面処理は非光沢。輝度は300cd/平方m、コントラスト比は1,000:1、応答速度は15ms(オーバードライブ有効時8.3ms)、表示色数は1,677万色。

 インターフェイスはHDMI、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、音声入出力。音声出力端子を前面配置とすることでヘッドフォンなどの脱着を容易にした。1.5W+1.5Wのスピーカーも内蔵。上20度/下4度のチルト調整、VESA 100mmマウントに対応する。

 本体サイズは644×174×436mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.1kg。

LCD-MF275XPBRの背面とインターフェイス

 このほか、ブルーライトを5段階で低減できる機能を持つ17型スクエア液晶「LCD-AD172SE」シリーズも11月中旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,800円前後の見込み。

 最大60%まで5段階にブルーライトカットを可能とすることで、色味の変化とのバランスを考えた調整が可能。削減電力量が表示される輝度調整や、自動輝度調整機能を備えるほか、パソコン3R推進協会のPCグリーンラベルVer.12(2つ星)、文科省の学校環境衛生基準、グリーン購入法など主な環境/衛生基準にも適合する。

 主な仕様は、解像度が1,280×1,024ドット、表面処理が非光沢、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms、表示色数が1,677万色、視野角が上下160度/左右170度。

 インターフェイスはDVI-D、ミニD-Sub15ピン、音声入力。1W+1Wのスピーカーも内蔵。上20度のチルト調整、VESA 100mmマウントに対応する。

 本体サイズは370×178×380mm(同)、重量は2.8kg。本体色はホワイトとブラックの2色。

 同製品には、Sky株式会社の授業支援ソフト「SKYMENU Pro」に対応した文教向けモデル「LCD-AD172SE/S」シリーズもラインナップされる。こちらは受注生産モデルとなり、予想価格は18,480円前後。

LCD-AD172SEW
LCD-AD172SEB

(多和田 新也)