ニュース

システナ、モバイルOS「Tizen」を搭載する10.1型WUXGAタブレットを開発

Tizen搭載10.1型タブレット
6月24日 発表

 株式会社システナは24日、LinuxベースのモバイルOS「Tizen」を搭載した10.1型タブレットを、日本で初めて開発したと発表した。2013年10月23日から幕張メッセで開催される「スマートフォン&モバイルEXPO 秋」に出展し、製品発表の予定。

 Tizenは、モバイル向けにオープンプラットフォームで開発が進められているOS。Firefox OSと同じようにアプリなどをHTML5で構成しており、日本ではNTTドコモも支持している。また、トヨタ自動車もIVI向け版となる「Tizen IVI」の開発に協力している。

 システナが開発したタブレットは、「Tizen 2.0」を搭載したもの。今後、Tizen 2.1の実装と操作性の向上、Webアプリやクラウドを想定した開発、Tizen IVIへの対応を進めていくとしている。

 ハードウェアは、プロセッサにクアッドコアのARM Cortex-A9(1.4GHz)を搭載。メモリ2GB、ストレージ32GB、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応10.1型液晶、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、30万画素前面カメラ、200万画素背面カメラ、microSDカードスロットを搭載する。

(多和田 新也)