NVIDIA、7GHzのGDDR5を搭載する「GeForce GTX 770」

　米NVIDIAは30日(現地時間)、ゲーミング向けデスクトップGPU「GeForce GTX 770」を発表した。国内でも順次発売され、店頭予想価格は49,980円前後。

　先だって発表された「GeForce GTX 780」の下位に位置付けられるモデルだが、GTX 780がGTX TITANと同じGK110コアを採用するのに対し、GTX 770はGTX 680と同じGK104コアを採用する。

　若干コアクロックが上がったことを除いては、SP数や、テクスチャユニット数、ROP数などはGTX 680と変わっていないが、メモリのクロックが初めて7GHzの大台に達した。また、メモリ容量は最大4,096MBまで正式サポートする。

　具体的な仕様は、SP数が1,536基、コアクロックが1,046MHz、ブーストクロックが1,085MHz、テクスチャユニット数が128基、ROP数が32基。メモリは256bit接続GDDR5で、クロックは7,010MHz。メモリバンド幅は224.3GB/secとなる。

　プロセスルールは28nmで、トランジスタ数は35億4千万、TDPは230W、電源コネクタは8ピン+6ピン。厚さは2スロットで、ディスプレイインターフェイスは、デュアルリンクDVI×2、HDMI出力、DisplayPort。

基板背面

ブラケット