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日本マイクロソフト、またもや発売前にティザー広告!
~Surface Proがいよいよ国内発売か?
(2013/5/27 01:58)
MicrosoftのタブレットPC「Surface Pro」(正式名称はSurface Pro with Windows 8 Pro)の国内販売がいよいよ開始されることになりそうだ。5月27日から、東京・渋谷QFRONTの壁面に、Surfaceの広告が掲示され、この内容がSurface Proの発売を予感させるものとなっている。今週中に、Surface Proの国内発売が正式発表される可能性が高い。
日本マイクロソフトは、3月15日に「Surface RT」を国内で発売した際にも、2月25日から、正式発表や発売に先駆け、ティザー広告を展開していた経緯がある。Surface RTの際には、渋谷のQFRONTのほかに、アップルストア銀座前の松屋銀座、東京スカイツリーに壁面広告が掲示されたが、今回はQFRONTだけの掲示となっている模様だ。
掲げられたティザー広告には、「Surface」の文字とともに、ペンで「P」という書きかけの文字が描かれ、これが、Surface Proの「P」を意味しているものと推察できる。
本命タブレットが登場か?
Surface Proは、Windows 8 Proを搭載したMicrosoftブランドのタブレット。これまで国内で発売していたSurface RTが、ARM版のWindows RTを搭載し、Windowsストアから提供されるアプリだけの動作に限定しているのとは異なり、旧来のWindowsアプリケーションを動作させたり、アクティブディレクトリに対応するといった特徴を持つ。
個人のWindowsユーザーに加え、企業ユーザーにとっても、本命とも言えるマイクロソフトブランドのタブレットがいよいよ登場することになるといえよう。
Surface Proは、10.6型液晶ディスプレイ、Core i5プロセッサを採用。64GB版と128GB版が用意され、米国での価格は、64GB版が899ドル、128GB版が999ドルとなっている。
米国本社の発表から漏れていたSurface Pro
Surface Proは、2月9日に米国およびカナダで発売。4月2日からは中国でも発売していた。さらに、4月23日には、米国本社がSurface Proの販売エリア拡大を発表。5月中にはSurface Proを19カ国で新たに発売。6月末までに、5カ国で販売を開始すると発表していた。だが、その中に日本での発売は含まれていなかった。
今回のティザー広告は、米国本社での発表には含まれていなかった日本でのSurface Pro発売を決定づけるものといえる。
また日本では、5月17日から、ビックカメラグループ、ヤマダ電機グループ、ヨドバシカメラに加えて、エディオンおよび100満ボルトと、ケーズデンキグループでのWindows RTの取り扱い開始が発表されており、Surface Proも、同様にこれらの販売ルートで取り扱われる公算が強い。
日本での正式な発売日や価格の発表が待たれる。