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ブラザー、米Kodakのドキュメント・イメージング事業を買収

4月15日 発表

 ブラザー工業株式会社は、米Eastman Kodak Company(以下Kodak)のドキュメント・イメージング事業を資産譲渡契約を締結し、同事業の買収を行なうことを発表した。2013年度上期中の買収完了を目指す。

 買収価格は、2億1,000万ドルに対し買収完了日に一般的な価格調整を実施した額となる。テクニカルサービス関連の前受収益約6,700万ドルなど、関連する資産/負債も含まれる。

 Kodakは2012年1月19日に米連邦破産法11章(チャプター11)に基づく事業再建手続きの申し立てを行なっており、裁判所による承認後、規定に基づきブラザーの入札条件を基準とした公開入札を実施。その結果を踏まえて最終的な買収者が決定する。

 ブラザー工業では同買収が成立した場合、複合機やドキュメントスキャナのラインナップ拡充、ハードウェア/サービス/ソリューションをさまざまなオフィス環境へ幅広く提供できるようになるとしている。

(多和田 新也)