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WDLC、若者/学生向けのWindows 8アプリコンテストを開催
（2012/12/7 13:40）
- 実施期間：2012年12月7日～2013年2月28日
ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアムは、18歳以上29歳以下の若者を対象に、Windows 8アプリの開発およびアイデアを募集し、技術力や発想力などを競うコンテスト「Digital Youth Award」を12月7日より開催する。結果は2013年2月28日に発表する。参加費は無料(参加にかかる諸費用は自己負担)。
このコンテストは、Windows 8に搭載されるWindowsストアを活用し、実際に開発したアプリを募集する「アプリ開発部門」と、アプリのアイデアを募集する「アイデア発想部門」の2部門に分かれて審査を行なう。最終的には、WDLC運営事務局と各界の有識者による審査を経て、12点(各部門それぞれ6点)の優秀作品が選出される。
2013年2月28日に開催される決勝大会では、約100社の企業がアプリの“バイヤー”として参加し、12作品応募者のプレゼンテーションを受けて、アプリの具体的な事業化、またはアイデアの具現化に向けて、応募者と直接交渉するマッチングの機会を得る。各部門のグランプリ賞金は10万円、準グランプリ賞金は5万円。
応募者に対しては、決勝大会を目指すために必要となるアプリ開発技術や、アイデア発想力に関するトレーニングやメンタープログラムを開催し、スキルアップの機会を提供する。コンテストの目的は、企業とマッチアップすることで、若者のアイデアを実現し、ビジネスへの第一歩への足がかりとすること。
7日に都内で開かれた記者会見では、WDLC会長 日本マイクロソフト株式会社 執行役乗務 コンシューマ&パートナーグループ担当の香山春明氏が挨拶。「我々はこれまでDigital Youthプログラムを実施してきており、国際感覚/競争力のある若者の育成に注力してきた。その一方で国の経済産業省もグローバル人材、イノベーションのある人材の育成についての活動も行なってきた。今回のコンテストを開催することで、その活動の一環としてのはけ口を用意し、実際に社会で活動している企業と触れ合う機会を学生に提供することで、成果を生み出したい」と説明した。
米Microsoft本社から来日した最高マーケティング責任者のクリス・カポセラ氏は、「我々は10月末にWindows 8を提供し、これまでのデスクトップとノートPCというフォームファクタに限らず、コンバーチブルやタブレットなどタッチを中心としたデバイスにも共通のプラットフォームを提供することができた。若者がこの新しいプラットフォームを利用し、イノベーションのあるアプリケーションの開発が実現できることにとても期待している」と語った。
発表会では、WDLC理事を務めるNECパーソナルコンピュータ株式会社 代表取締役執行役員社長の高塚栄氏、ソニーマーケティング株式会社 執行役員の粂川滋氏、株式会社東芝 デジタルプロダクツ&サービス第一事業部長の長嶋忠浩氏、株式会社富士通 執行役員の齋藤邦彰氏らが出席し、コンテスト成功への期待を寄せた。
