バッファロー、600Mbps無線LANルーターの子機セットモデル

WZR-D1100H/U

11月下旬 発売

価格:25,410円



 株式会社バッファロー、11ac技術を採用した無線LANルーター「WZR-D1100H」と、USB子機「WI-U2-400D」のセットモデル「WZR-D1100H/U」を11月下旬より発売する。価格は25,410円。

 WZR-D1100Hは11ac技術のうち、変調信号の多値化を搭載し、256QAMにより8bit変調に対応。従来の6bit変調から伝送能力を約1.33倍に高速化している。5GHz帯でのデータ転送速度は600Mbps(理論値)。2.4GHz帯は最大450Mbps(同)。

 そのほかの特徴は発売中の製品を継承する。

 セットの子機はUSB 2.0接続。規格上はIEEE 802.11a/b/g/nの300Mbps対応で、11ac技術により最大400Mbpsに対応する。同社の測定によると、実測値で約239Mbpsだったという。従来製品(WZR-600DHP、WLI-UC-AG300の組み合わせ)での測定値は132Mbpsで、約1.8倍に高速化した。

 子機の対応OSはWindows XP/Vista/7/8(8は後日対応)。本体サイズは93×31×15mm(幅×奥行き×高さ、コネクタ収納時)、重量は約34g。

(2012年 11月 22日)

[Reported by 山田 幸治]