Intel、2012年第3四半期も減収減益

10月16日(現地時間) 発表



 米Intelは16日(現地時間)、2012年第3四半期(7月~9月)の決算を発表した。

 これによれば売上高は前年同期比約3.6%減の135億ドル、営業利益は同約20.8%減の38億ドル、純利益は同約14.3%減の30億ドル、1株あたりの利益は同約10.8%減の58セントとなった。

 部門別の売上高は、PCクライアント事業本部が同8%減の86億ドル、データセンター事業本部が同5%増の27億ドル、インテル・アーキテクチャ事業本部およびそのほかの事業部は同14%減の12億ドルとなった。

 2012年第1四半期以来、Intelの業績は前年割れが続いており、ポール・オッテリーニCEOは、「継続する厳しい経済環境を反映した結果」と分析している。

 2012年第4四半期は、Ultrabookに加えて、インテルアーキテクチャに基づくタブレット端末の投入を予定しており、第3四半期とほぼ同等の売上高を予測している。

(2012年 10月 17日)

[Reported by 劉 尭]