日本ヒューレット・パッカード株式会社は、フルメタル筐体の13.3型Ultrabook「HP ENVY SPECTRE XT 13-2000」を8月30日より順次発売する。価格はオープンプライス。

　5月に上海のイベントで発表されたUltrabook。「ENVY」と「SPECTRE」のブランド名を冠し、1ランク上のUltrabookと位置付ける。14型の「HP ENVY14 SPECTRE」はガラス素材を使っていたが、本製品はフルメタル素材(アルミニウム、マグネシウム)でヘアライン加工とラバーコーティングを施している。

　このほかの特徴として、4基のBeats Audioスピーカーや、キーボードバックライトを内蔵し、Adobeの「Photoshop Elements 10」、「Premiere Elements 10」、シマンテックの「ノートン・インターネットセキュリティ2012」(2年版)を搭載する。キーボードは英語配列。

　下位スペックの量販店モデル、上位の直販モデルが用意される。

　量販店モデルは、Core i5-3317U(1.70GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、Intel HM76 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)を搭載。発売は9月7日より順次、店頭予想価格は10万円前後の見込み。

　直販モデルは、CPUをCore i7-3517U(1.90GHz、同)、SSDを256GBに強化した構成。発売は8月30日、直販価格は114,450円から。

　インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

　バッテリ駆動時間は量販店モデルが約8時間、直販モデルが約7.5時間。本体サイズは316×224×14.5～20.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.39kg。