7月25日(現地時間) 発表
米Western Digitalは25日(現地時間)、2012会計年度(2011年7月~2012年6月)の決算を発表した。これによると、売上高は125億ドル、純利益16億ドル、1株あたり利益6.58ドルとなった。
2012年3月にHGSTの買収を完了し子会社化。HGSTの売上も加わり、売上高は前年の95億ドルから31%増で過去最高となった。純利益は7億2,600万ドルから2倍以上に増えた。John Coyne CEOは、「42年の歴史の中で最もやりがいがあり、興奮する会計年度だった。2つの大きな自然災害(東日本大震災、タイ洪水)に対応しながら、最大規模の買収を完了させた」としている。
第4四半期(4月~6月)は、売上高48億ドル、純利益7億4,500万ドル。HDDの出荷台数は7,100万台。例年は1四半期5,000万台前後で推移し、タイ洪水の影響が大きかった2011年10月~12月には2,850万台に落ち込んでいたが、今期は大幅に増加した。
(2012年 7月 26日)
[Reported by 山田 幸治]