インテル株式会社は10日、Ultrabookの新製品を一挙に紹介するイベント「インテルフェスタ2012~Ultrabookの時代が来た~」を六本木ミッドタウンで開催した。
今回のイベントは、Ultrabookの特徴や製品の魅力を紹介することを目的に開催するもので、今回の六本木を皮切りに、5月12日から6月17日まで全国で開催する。
インテルの吉田和正社長はイベント開催の狙いを次のように説明した。「今回のイベントの狙いはUltrabookの魅力を、体験を通じてお伝えする。インターネットは、当初はPCを使って体験していたが、現在ではPCだけではなく、スマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスで体験できる。しかし、スマートフォンは情報を見ることには適しているが、創造することには向いていない。タブレットも何かを編集するのが難しい場面がある。新しいものを創出していくことが大切な時代に、これまでのPCとは違う、スタイリッシュ、すぐに使える、快適な操作感という3つの特徴を持つUltrabookで、新しい時代のPC体験をして欲しい」。
Ultrabookを手にしたモデル西山茉希さん |
続けて、イベントのゲストであるモデルの西山茉希さんがUltrabookを片手に登場。ファッションリーダーでもある西山さんをゲストに招いたのは、「クリエイティビティを日頃から実践する西山さんに、Ultrabookの魅力を伝えてもらうことが目的」という(吉田社長)。
実は西山さん、「機械があまり得意ではなくて、周りの友達はPCを使う子が多いが、自分自身は使っていませんでした」という。しかし、「自分も(PCを使う)生活にしなければいけないという焦りはありました……」とPCを使ってみたいという気持ちは強く持っていたようだ。
実際にUltrabookを手にとってみた感想は、「速いとは聞いていましたが、本当に速い! と素直に感じました。私物にするものは、カワイイ、格好イイ、がポイントになりますが、この製品はスタイリッシュで、可愛らしくもあるデザインですね」と好感を持った様子。
薄さについても、「持ち物が多いので、あんまり(大きくて)場所をとられるものは困りますが、この薄さならファイルを入れる感覚で、すっと鞄に入りますね」とこれまた好印象のようだった。
軽さについては、会場に用意された風船にUltrabookを持ち上げるというパフォーマンスが行なわれた。それを目にした西山さんは、「なんだか、フワフワ飛んでいる世界に来たみたいですね。本当に軽いんですねぇ……」と感心していた。
風船に持ち上げられるUltrabookを見て「本当に軽いんですね」と驚くモデルの西山茉希さん |
ちなみに、「身近な男性がUltrabookを使っていたら?」という質問に対しては、「自分もUltrabookを使いこなしているかのように、あ、Ultrabookじゃん! と声を掛けたいです」という答えだった。
その後、会場に用意されたスイッチを西山さんが押すと、テレビCMでお馴染みのトラと、トラの仮面を被った「ウル虎(トラ)ダンサーズ」総勢100人が登場。次から次へと登場するウル虎ダンサーズに西山さんも心底驚いた様子で、「これ、CM撮影のために登場したとか……そういうわけではないんですよね?」と声をあげた。
この100人のウル虎ダンサーズは、Ultrabookがもたらす驚きを表現するために特別に用意された。5月12日からは新しいUltrabookのCMオンエアが始まるのだという。
前回のUltrabookのCMは西山さんにとってもインパクトがあったようで、「トラの月面ダンスは1度見るとずっと頭の中で繰り返されるようなインパクトがありましたね」と、今回の100人ウル虎ダンサーズはさらにインパクトがあったようだった。
100人のウル虎ダンサーに囲まれた西山茉希さん | 吉田社長、西山さん、CMに登場するトラ |
会場にはUltrabookを発売しているメーカーの製品が展示され、NEC初のUltrabook「LaVie Z(仮称)」やレノボ・ジャパン、ソニーの参考出品製品など、発売前の製品も展示され、薄さ、起動の速さ、軽さを手にとって体験することができる。
(2012年 5月 10日)
[Reported by 三浦 優子]