日本アイ・ディー・ティーは、パネルセルフリフレッシュ技術を搭載したEmbedded DisplayPort(eDP) 1.3準拠のタイミングコントローラを開発したと発表した。
米国IDT(Integrated Device Technology)がIntel Developer Forum 2011で発表した製品。パネルセルフリフレッシュに対応するGPUで画面を表示する際、静止画を識別してコントローラのローカルフレームバッファに記録し、コントローラから直接画像を表示する。
これにより、eDPのリンクや大部分のGPU機能を停止することが可能になり、メインメモリとCPUを使った画面のリフレッシュも抑えられ、モバイルPCのバッテリ駆動時間を向上できる。
ノートPC、Ultrabook、タブレット端末などでの採用を見込んでいる。
(2011年 10月 5日)
[Reported by 山田 幸治]