キヤノンは、レーザープリンタ/複合機「Satera」シリーズのラインナップを一新し、9月8日より順次発売する。
●単機能機単機能機は、A4対応の「LBP7010C」、「LBP7600C」、A3対応の「LBP9200C」の3機種を発売。
LBP7010Cは、高さ223mmのコンパクトなA4カラーレーザープリンタ。9月8日発売で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は24,980円前後の見込み。
独自のオンデマンド定着方式を採用することにより、ファーストプリントタイムはカラーで24.7秒、モノクロで13.6秒を実現。また、「Advanced Smoothing Technology」を搭載し、文字の輪郭や画像を鮮明に再現できるという。
主な仕様は、解像度が600dpi(最大2,400dpi相当)、速度がカラー4ppm/モノクロ16ppm、給紙枚数はトレーが150枚。両面印刷は非対応。搭載メモリは16MB。インターフェイスはUSB 2.0。本体サイズは400×398×223mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.7kg。
LBP7600Cは、モノクロ/カラーともに20ppmの印刷速度を持つA4カラーレーザープリンタ。9月20日発売で、価格は144,900円。
主な仕様は、解像度が600dpi(最大9,600dpi相当)、給紙枚数はトレーが50枚、標準カセットが250枚。両面印刷は標準対応。搭載メモリは768MB。インターフェイスはUSB 2.0とEthernet。本体サイズは414×499×346mm(同)、重量は約22.4kg。
LBP9200Cは、A3の出力に対応したカラーレーザープリンタ。9月8日発売で、価格は165,900円。
主な仕様は、解像度が1,200dpi(最大9,600dpi相当)、印刷速度がカラー/モノクロともに30ppm(A4の場合)、給紙枚数はトレーが100枚、標準カセットが250枚。両面印刷に標準対応。搭載メモリは32MB。インターフェイスはUSB 2.0とEthernet。本体サイズは545×591×361mm(同)、重量は約34kg。
LBP7600C | LBP9200C |
●複合機
複合機はいずれもA4対応で、「MF8380Cdw」、「MF8340Cdn」、「MF8080Cw」、「MF8040Cn」、「MF6780dw」の5モデルを発売。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は順に94,980円前後、84,980円前後、74,980円前後、69,800円前後、74,980円前後の見込み。
このうち、型番末尾がwのモデルはFAXと無線LAN機能付き、型番中のdが付いているモデルは両面印刷機能付きとなる。MF6780dwのみモノクロ機で9月8日発売。残り4機種は10月下旬発売となる。
MF8380Cdw | MF8340Cdn |
MF8080Cw | MF6780dw |
MF8380Cdw/MF8340Cdnは共通で、印刷解像度は600dpi(最大9,600相当×600dpi)、印刷速度はカラー/モノクロともに20ppm。給紙枚数はカセットが250枚、手差しトレーが50枚。スキャナ部はセンサーがCIS、解像度が600×600dpi、速度がカラー6秒/枚、モノクロ3秒/枚(いずれも300×600dpiの場合)。本体サイズは430×383×479mm(同)、重量が約31kg。
MF8080Cw/MF8040Cnは印刷解像度とスキャナの仕様が上記とほぼ共通だが、印刷速度はカラー8ppm/モノクロ12ppm、給紙枚数はカセットが150枚、手差しトレーが1枚となる。その分本体の高さが抑えられており、本体サイズは430×484×429mm(同)、重量は約26kgとなる。
MF6780dwの印刷解像度は600dpi(最大1,200相当×600dpi)、印刷速度は33ppm。給紙枚数はカセットが500枚、手差しトレーが50枚。スキャナ部はセンサーがCIS、解像度が600×600dpi、速度がカラー7秒/枚、モノクロ3秒/枚(上記と同条件)。本体サイズは450×472×465mm(同)、重量は約21.5kg。
(2011年 8月 30日)
[Reported by 劉 尭]