キヤノン、1,200dpi対応になったカラーレーザー複合機など

MF6880dw

　キヤノンは、SOHO向けカラーレーザー複合機「Satera」シリーズの主力5モデルを刷新し、カラーモデルを9月5日、モノクロモデルを10月中旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。

　新製品は「操作がかんたん」、「画質がきれい」、「モバイルに強い」という3つのポイントを中心に従来モデルから強化。カラーレーザー複合機モデルでは、液晶ディスプレイが従来のモノクロ5行液晶から3.5型7行カラー液晶となった。画質面では、PC印刷時の600×600dpiを1,200×1,200dpiに向上させた。一方モバイル対応面としては、専用アプリ「Canon Mobile Printing」からの印刷、iOS標準搭載のAirPrintへの対応、Google Cloud Print対応アプリからの印刷が可能となった。

　ラインナップは、カラーがFAX+IEEE 802.11b/g/n無線LAN搭載/両面対応の「MF8570Cdw」、FAX+無線LAN非搭載/両面対応の「MF8530Cdn」、FAX+無線LAN搭載/両面非対応の「MF8280Cw」、FAX+無線LAN非搭載/両面非対応の「MF8230cn」、モノクロがFAX+無線LAN搭載/両面対応の「MF6880dw」。店頭予想価格は順に、89,980円前後、79,980円前後、74,980円前後、64,980円前後、74,980円前後の見込み。

　MF8570CdwとMF8530CdnはFAXと無線LANの有無以外の仕様はほぼ共通。プリンタ部は、解像度が1,200×1,200dpi相当、印刷速度がカラー/モノクロともに20ppm、対応用紙がA4～A5、レター、リーガル、はがき、封筒など。給紙枚数はカセットが約250枚、手差しトレイが約50枚。スキャナは50枚のADF付き。

　インターフェイスはEthernet、USB 2.0。本体サイズは430×484×479mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約31kg。

　MF8280CとMF8230cnもFAXと無線LANの有無以外の仕様はほぼ共通。プリンタ部は、解像度が1,200×1,200dpi相当、印刷速度がカラー/モノクロともに14ppm、対応用紙がA4～A5、レター、リーガル、はがき、封筒など。給紙枚数はカセットが約150枚、手差しトレイが1枚。スキャナは50枚のADF付き。

　インターフェイスはEthernet、USB 2.0。本体サイズは430×484×429mm(同)、重量は約26kg。

　MF6880dwのプリンタ部の主な仕様は、解像度が1,200相当×600dpi、印刷速度が33ppm、対応用紙がA4～A5、レター、リーガル、はがきなど。給紙枚数はカセットが約500枚、手差しトレイが約50枚。スキャナは50枚のADF付き。

　インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Ethernet、USB 2.0。本体サイズは450×472×465mm(同)、重量は約21.5kg。