株式会社ディラックは、ドイツSharkoon製のミドルタワーケース「T9」シリーズを7月22日に発売する。価格はオープンプライス。
5インチベイを9段装備装備し、電源を底面に配置する、Antecの「Nine Hundred」似のミドルタワーケース。ツールフリー構造やUSB 3.0フロントポートの搭載なども特徴としている。
「T9J」は通常のサイドパネルを装備し、12cm角ファンをサイドパネル部に2基装備可能。標準で前面と背面に12cm角ファンを1基ずつ備える。内部はブラック塗装。店頭予想価格は8,000円前後の見込み。
「T9 Window」は、T9Jをベースに、サイドパネルをアクリル製とし、レッドまたはグリーンのLED付きファンを装備したモデル。内部塗装もレッドまたはグリーンとなっている。サイドパネルをアクリル製としたためサイドファンの装着は不可だが、標準で前面に12cm角ファンを1基増やした。店頭予想価格は9,000円前後の見込み。
そのほかの仕様はほぼ共通で、対応フォームファクタはATXで、拡張スロットは7基。マザーボードベースの背面にケーブルを引き回せるケーブルマネジメント機構を搭載するほか、水冷キット用スルーホールを備える。フロントインターフェイスとして、USB 3.0×1(背面引き回し)、USB 2.0×3、音声入出力などを備える。
本体サイズは200×475×440mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.6kg。
T9J | T9 Windows(レッドモデル) |
(2011年 7月 19日)
[Reported by 劉 尭]