パソコン3R推進協会、平成22年度は82万5千台を回収

7月19日 発表



 一般社団法人 パソコン3R推進協会は19日、平成22年度に回収した使用済みPCおよびディスプレイの実績を発表した。

 これによると、前年度比3.8%増の82万5千台となった。このうち、家庭からの再資源化が36万5千台で12.8%増、リユースが2万5千台で12.6%減、法人からの再資源化が33万台で0.2%減、リユースが10万5千台で6.4%減となった。

 再資源化をカテゴリ別に見ると、家庭用のデスクトップPCが12万台、ノートPCが91,000台でともに前年度より増加。CRTディスプレイは減少しているが、液晶ディスプレイは38.2%増の91,000台と大幅に増加した。事業系はほぼ横ばい、もしくは微減で推移しており、コストを抑えるため廃棄処理ではなく、有価品として資源回収業者に売却する傾向が強いという。

(2011年 7月 19日)

[Reported by 山田 幸治]