株式会社リンクスインターナショナルは、Antec製の1,200W電源「HCP-1200」を2月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32,800円前後の見込み。
8つの独立した12V出力を備えたハイエンド電源。各ラインの出力は30Aで、合計出力99Aと、NVIDIAのSLIやAMDのCrossFire X環境を想定している。そのほかの出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、-12Vが0.5A、+5Vsbが4Aとなっている。
日本製コンデンサを採用し、大きな電圧変動を受けても劣化しない電極箔に加えて、低抵抗電解液の採用により、超低ESR/超低インピーダンスを実現した。また、ケーブルに16AWGワイヤー配線を採用し、抵抗を抑制して効率を向上させた。負荷が20%と100%の時で変換効率が87%以上、負荷が50%の時で変換効率が90%以上の80PLUS GOLD認証を受けた。
一部コネクタはプラグイン方式で、ケース内のエアフローを改善できる。また、PWM制御の80mm角ファンを搭載する。
直結のコネクタは、メイン用20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、12V補助用8ピン×1、PCI Express用6+2ピン×4、ペリフェラル用4ピン×3、SATA用×3。プラグインケーブルで、PCI Express用6+2ピンを4基、ペリフェラル用4ピン×6、SATA用×9、FDD用4ピン×1を増設できる。
本体サイズは150×180×86(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。
(2011年 2月 4日)
[Reported by 劉 尭]