レノボ、大和事業所移転後の名称を「大和研究所」に決定

みなとみらいセンタービルの場所

12月16日 発表



 レノボ・ジャパン株式会社は16日、企業向けノートPCの研究開発拠点「大和事業所」の移転後の名前を、「大和研究所」に決定したと発表した。

 大和事業所はIBM時代からのPC研究開発拠点。2005年にレノボ・ジャパンが誕生してからも、日本IBM敷地内に設立されていたが、レノボ・ジャパン設立から5年が経過したタイミングで、みなとみらい21地区へ移転する。

 新拠点は神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1にある「みなとみらいセンタービル」。みなとみらい駅に直結しており、3,000坪の敷地に1フロア1,000坪強のオフィススペースと800坪のリビングガーデンを有する。地下は2階、地上波21階建ての構造。太陽光を3種類のミラーで建物内共有部分に取り入れる照明システムや、免震構造と制震構造を合わせた耐震システムを備える。

 移転後も国際的に知名度の高い「大和」の名前を残し、引き続きノートPCの研究開発を行なうとしている。新研究所での業務開始日は1月4日。

(2010年 12月 16日)

[Reported by 劉 尭]