リードテック ジャパン株式会社は、東芝のメディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine」を搭載する拡張カード「WinFast PxVC1100」の、Adobe Premiere用プラグイン「CRI Dual-CS Coder」付属モデルを4月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,000円前後の見込み。
対応OSはWindows XP/Vista/7。PCとの接続はPCI Express x1で、LowProfileブラケットが付属する。
CRI Dual-CS Coderバンドルパッケージ |
SpursEngineは、Cell/Broadband EngineのPPCを省き、ストリーミングプロセッサコア「SPE」を4基と、H.264およびMPEG-2のハードウェアデコーダ/エンコーダを内蔵した映像処理向けのストリーミングプロセッサ。今回のモデルは、CRI・ミドルウェアが開発したAdobe Premiere Pro CS3/CS4およびElements 7用プラグインCRI Dual-CS Coderがバンドルされる。
CRI Dual-CS CoderをPremiereで使うと、1,920×1,080ドット(フルHD)/60秒のH.264エンコードが約42秒で行なえるという。CRI Dual-CS Coderを使わないソフトエンコードの場合は約352秒で、8.4倍高速としている。
このほか、コーレルの「DVD Movie Factory 5」(日本名DVD Movie Writer)、「WinDVD8」、「VideoStudio 11 Plus」が付属する。
本体サイズは約68.91×167.64×14.7mm(幅×奥行き×高さ)。冷却ファンを搭載する。
(2010年 4月 13日)
[Reported by 山田 幸治]