Cooler Masterは、エアフローを重視したATXケース「CM 690 II Plus」を4月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円前後の見込み。

　現在発売中の「CM690」の上位モデルで、ファン取付部の孔径を大きくすることで、冷却性をさらに向上させたという。また、3.5インチシャドウベイのうち4基は取り外し可能で、水冷ラジエーターや120mm角ファン×2を設置して冷却性をさらに向上できる。ファンは最大10カ所に取り付け可能で、うち6カ所は140mm角ファンにも対応する。

　このほか、メッシュ面に取り外し可能なダストフィルタを搭載するほか、ケーブルをマザーボード背面に這回させることでエアフローを向上できるケーブルマネジメント機構などを備える。さらに、天板部分に小物などを入れられるポケットを装備する。

　拡張スロットは7+1基。拡張ベイは5インチ×4、3.5インチシャドウ×6(うち4基はリムーバブル)。フロントインターフェイスはUSB 2.0×2、eSATA、音声入出力を備える。標準で、前面に140mm×1、背面に120mmファン×1、上部に120mm角ファンを1基装備する。

　材質はスチールおよびプラスチック。本体サイズは215×529×512mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.2kg。電源は別売り。