NVIDIA、3D VisionをノートPCに展開
~ASUS、MSIなどが搭載機を投入

ASUSTeK「G51J-3D」

11月18日(現地時間)発表



 米NVIDIAは18日(現地時間)、同社の立体視技術「3D Vision」をノートPCにも展開することを発表した。

 3D Visionは120Hz入出力対応の液晶ディスプレイと専用のシャッター式メガネを利用し、立体視を実現するシステム。今回同社は、Samsung、LG、CPT、CMOといった液晶パネルメーカーと協業し、ノートPC向けの第2世代のパネルを開発した。

 これを受け、ASUSTeKが3D Vision対応ノートPC「G51J-3D」を発表。同製品は、Core i7、メモリ6GB、HDD 500GB、GeForce GTX 260M、120Hz/1,366×768ドット表示対応15.6型液晶を搭載し、3D Visionのメガネと赤外線レシーバが標準で付属する。また、MSI、CLEVOも3D Vision対応ノートPCの投入を表明している。

 また、NVIDIAでは、ウィンドウモードへの対応に加え、Google Earth、Bing Mapなどゲーム以外のアプリケーションへの展開、ブラウザ用写真ビューワプラグインの開発などを進めている。

(2009年 11月 18日)

[Reported by 若杉 紀彦]