国際標準化団体のInstitute of Electrical and Electronics Engineering(IEEE)は米国時間の11日、無線LAN規格のIEEE 802.11nを正式規格として認定した。

　IEEE 802.11nは最大600Mbpsの通信に対応する無線LANの規格。2002年に規格のドラフトが示されており、すでにドラフトに準拠した製品が多数出荷されている。その最新版であるドラフト2.0認定製品は、最終的な認定プログラムの中核要件と相互接続性を満たしているため、再テストを受けることなく802.11nロゴの使用が認められる。

　IEEE 802.11nを盛り込んだ最新の規格書は10月中旬に一般公開される見込み。