株式会社エムヴィケーは、Intel P55 Express搭載のBIOSTAR製マザーボード「TP55」など3モデルを発売した。価格はオープンプライス。

　8日に発売された、Intelの最新CPUであるCore i7/i5に対応するマザーボード。共通して、ブート時にオーバークロック(OC)の設定ができる「O.M.G」機能と、システムの消費電力を抑える「Green Power Utility」テクノロジを搭載する。

　TP55は、店頭予想価格が13,000円前後の見込みで、他社製品のローエンドより一回り廉価な製品。メモリスロットはDDR3-1333対応スロット×4で、OCにより最大DDR3-1866に対応する。拡張スロットはPCI Express x16(2.0)、同x1×2、PCI×2。インターフェイスはUSB 2.0×6、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力などを備える。

　中位モデルの「T5XE」は、PCI Express x16×2(16レーン/8レーン×2)を備えCrossFireXに対応する。店頭予想価格は14,000円前後の見込み。その他の拡張スロットは上記モデルと同一。メモリスロットはDDR3-1333対応スロット×4で、OCにより最大DDR3-2000に対応する。

　「TPOWER I55」は、最適化されたヒートパイプレイアウトや日本製コンデンサの100%採用、12フェーズの電源回路などを備える上位モデル。店頭予想価格は20,000円前後の見込み。

　拡張スロットはPCI Express x16×2(16レーン/8レーン×2)だが、NVIDIA SLIにも対応。メモリスロットはT5XEと同一。ほか、eSATA×2やIEEE 1394×2、Gigabit Ethernetの追加など、インターフェイスが充実している。

T5XE	TPOWER I55