NVIDIA、GeForce GTX 1070の仕様を公開

　NVIDIAのGeForce製品サイト「geforce.com」にて、これまで明らかにされなかったGeForce GTX 1070の仕様が公開された。

　GeForce GTX 1070はGTX 1080の下位モデルで、OEMボードの価格は379ドル、Founders Editionが449ドルとGTX 1080より低価格で提供される。

　今回公開された仕様によれば、CUDAコア数は1,920基、ベースクロックは1,506MHz、ブーストクロックは1,683MHz、メモリは8GHz駆動のGDDR5で、メモリバス幅は256bit、容量は8GB、バンド幅は256GB/sec、TDPは150Wとなっている。

　前モデルのGeForce GTX 970のCUDAコア数は1,664基、ベースクロックは1,050MHz、ブーストクロックは1,178MHz、メモリクロックは7GHz駆動だったので、主にGPUコアクロックを中心に向上が図られている。

　製品情報のサイトによれば、一般的なゲームでGTX 1070はGTX 970の約1.7倍の性能、VRにおいては約2.5倍の性能を実現できるとしている。

　ディスプレイインターフェイスはDisplayPort 1.4、HDMI 2.0b、Dual Link DVIなどを搭載。Founders EditionではGTX 1080のそれと同様2スロットを占有し、新デザインのクーラーカバーを採用する。