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アキヨドに国内最大級の体験型Windowsエリアがオープン
(2016/5/10 12:24)
株式会社ヨドバシカメラは10日、東京は秋葉原に位置する「ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba」にて、来店客にWindows搭載PCを啓蒙する対話型特設ブース「Windowsエリア」をオープンした。
同店の1階中央付近に位置するこのWindowsエリアは、20×10m(幅×奥行き)ほどの横長のブースになっており、ちょうど正面入り口から奥手側にあるWindows PC販売エリアと手前側にあるApple製品の販売エリアの中央に位置。取り分け目立った場所を陣取っている。来店客はブース内のPCを実際に触って使い心地を体験できるとともに、ブースの真ん中に設置された円形のカウンター席でWindows PCの購入相談をヨドバシカメラの熟練スタッフに持ちかけ、自身に合ったWindows PCやその構成の提案を受けられるようになっている。日本マイクロソフトによれば、日本最大級のWindows専用販売ブースという。
同日に米Microsoftからコーポレートバイイスプレジレント ワールドワイド リテールセールス&マーケティングのジェレミー・デール氏と、日本マイクロソフト 執行役の高橋美波氏を招いてのオープニングセレモニーが催され、その開店を祝った。
デール氏は今回オープンされたWindowsエリアが世界でも有数のWindows販売所であると賞賛し、特に対話型の円形カウンターを気に入っていると述べ、4年前といった昔のPCと比べて現在のPCがいかに優れているか実際に触って理解して欲しいとした。また、日本マイクロソフトの高橋氏はヨドバシカメラの知見が詰まった今回の対話型Windowsエリアの誕生により、PCの楽しさをユーザーにもっと訴求していきたいと語った。
ヨドバシカメラ 専務取締役営業統括部長の日野文彦氏は、「これまでのWindows PCの売り場とは違う仕組みを導入し、提案によって来店客への選択肢を増やし、楽しい売り場にしていきたい」という。単にスペックを提示するというようなやり方ではなく、こういうことができるといった使い方を重視した接客が行なわれるようだ。Windowsエリアは今後、大阪、京都、横浜など、ほかの店舗でも矢継ぎ早に拡大していく予定とのこと。
各氏ともに説明の中で“楽しさ”というキーワードを使っており、これからPCを売っていくにはユーザーにただPCを見てもらうだけでなく、使い方を提案し、ユーザーが実際にその使い方を体験して楽しむというプロセスが重要であるという共通の見解を示していた。
ヨドバシカメラ マルチメディア AkibaのWindowsエリアは、ゴールデンウィーク中にプレオープンし、その時にSurfaceシリーズを使ったフォトグラファー向けのイベントを行なっている。今後もこういった体験型のイベントを開催していくという。ブースでは主にSurfaceシリーズが展示されていたが、各社新モデルの展開などによって展示内容は適宜変更される。Windowsエリアは特に設置期限などは設けておらず、Windows PCの体験の場として、今後も活用されていく。