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WD、HelioSeal採用のデータセンター向け高耐久HDD「WD Gold」

~8TBモデルではMTBF 250万時間を達成、量販店で販売予定

WD Gold 8TBモデル

 ウエスタンデジタルジャパン株式会社は、データセンター向け3.5インチHDD「WD Gold」を5月13日より発売する。価格はオープンプライスで、全国のPCショップ、家電量販店などで販売される予定。

 容量は4TB、6TB、8TBの3つで、店頭予想価格はそれぞれ37,000円、59,000円、74,000円前後の見込み。

 小規模から中規模のエンタープライズサーバーおよびストレージ向けに設計されたHDDで、新しい部品の採用により、前世代のデータセンター向けHDD「WD Re」から電力効率を15%向上。また、ヘリウム充填技術「HelioSeal」の採用により、電力消費量を競合他社製品と比較して最大26%削減したとする。

 高い耐久性も特徴で、8TBモデルではMTBF(平均故障間隔)250万時間を実現。1年あたり最大550TBのデータを処理可能としている。加えて、本製品では専用のプレミアムサポートが用意されており、24時間年中無休の電話サポートが付属する。

 WD Re 4TBモデルと比較して、シーケンシャル性能を最大18%強化し、メディアキャッシュにより、書き込み性能をWD Re 6TBモデル比で最大30%強化。競合他社製品との比較では最大3倍の性能向上を謳う。

 インターフェイスはSATA 6Gbpsで、キャッシュ容量は128MB。ディスク回転数は7,200rpm。

(佐藤 岳大)