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ASUS、Xeonが使える2万円切りのゲーミングATXマザー

E3 PRO GAMING V5

 ASUSは、LGA1151ソケット用のXeon E3-1200 v5シリーズが動作するATXフォームファクタのマザーボード「E3 PRO GAMING V5」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後の見込み。

 チップセットにサーバーグレードのIntel C232を採用することで、Xeonに対応したのが特徴。Skylake世代のLGA1151用Core iシリーズなども搭載できる。なお、チップセットの仕様上、映像出力機能は備えていない。

 Xeonを使いたいゲーマーを対象とした製品で、同社ゲーミングマザーが実装しているサウンド機能や各種ユーティリティを利用可能としている。ゲーム内の音を視覚化してプレイヤーを有利にする「Sonic Radar II」、USB DACに匹敵するSN比115dBのサウンド機能「SuprimeFX」、ネットワークゲームでの通信優先度を上げてタイムラグの低減を謳う「GameFirst IV」、メモリの一部をストレージとして利用するキャッシュ機能「RAMCache」に対応。また、Intel製LANコントローラの「I219-LM」を搭載し、詳細なファンコントロールができる「Fan Xpert 3」も利用できる。

 主な仕様は、フォームファクタが305×244mm(幅×奥行き)のATX。メモリはDDR4対応のDIMMスロットを4基用意し、最大搭載容量は64GB、DDR4-2133までサポートする。拡張スロット構成はPCI Express 3.0 x16×2(内1つはx4動作)、PCI Express 3.0 x1×3、PCI×2。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×6、M.2(Socket 3、2242/2260/2280/22110、PCI Express/SATA対応)。背面パネルインターフェイスは、USB 3.1×2(Type-AとType-Cを1基ずつ)、USB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、PS/2、S/PDIF出力、音声入出力などを備える。

正面
背面インターフェイス

(中村 真司)