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ASRock、モノクロームデザインのH170搭載ATXマザー

~Xeon対応C232搭載マザーも

H170 Pro4/Hyper

 マスタードシード株式会社および株式会社アスクは、ASRock製ATXマザーボード3モデルを4月8日より発売する。価格は全てオープンプライス。

 全モデルともに、“より幅広い周波数”とクロック波形を提供するという外部クロックジェネレータ「Hyper BCLK Engine」、Kingston/Samsung/Hynix製チップ搭載DDR4メモリモジュールを、非Z170チップセット搭載マザーボードでもオーバークロック可能にする「DDR4 Non-Z OC」を搭載するのが特徴。

 明言はされていないが、Hyper BCLK Engineを利用することで、ベースクロックを変更し非K CPUのオーバークロックが可能になるとみられる。なお、有効時にはCPU内蔵グラフィックス、Turbo Ratio、AVX、C-State機能が無効となる。

H170 Pro4/Hyper、Fatal1ty H170 Performance/Hyper

 「H170 Pro4/Hyper」、「Fatal1ty H170 Performance/Hyper」は、Intel H170チップセットを搭載したATXマザーボード。税別店頭予想価格はそれぞれ13,300円前後、14,680円前後の見込み。

 H170 Pro4/Hyperでは、従来の黒と金を基本とした100シリーズから、ヒートシンクなどを白とすることでモノクロームを基調としたデザインを採用した。

 両モデルともにソケットはLGA1151で、CPUは第6世代Coreプロセッサをサポート。メモリスロットはDDR4 DIMM×4で、容量は最大64GB。速度は2,133MHzまでをサポートする。

 拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×2(1本はx4動作)、PCI Express 3.0x1×3で、AMD CrossFireをサポート。ストレージはM.2×1(PCI Express x4/SATA 6Gbps両対応)、SATA Express×1、SATA 6Gbps×6。NVM Express接続のSSDからのブートに対応する。

 背面パネルインターフェイスは、H170 Pro4/HyperがUSB 3.0×6、Gigabit Ethernet(Intel i219-V)、PS/2、DVI-D、HDMI出力、音声入出力(ALC892)で、Fatal1ty H170 Performance/HyperがUSB 3.0×6(内1基はType-C)、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet(同)、PS/2、DVI-D、HDMI出力、音声入出力(ALC1150)。

Fatal1ty E3V5 Performance Gaming/OC

 「Fatal1ty E3V5 Performance Gaming/OC」は、Intel C232チップセットを搭載したATXマザーボード。税別店頭予想価格は19,800円前後の見込み。

 Intel C232チップセット搭載のため、Xeon E3-1200 v5ファミリープロセッサに対応するほか、第6世代Coreプロセッサ(Core i7/i5/i3、Pentium/Celeron)の搭載にも対応する。なお、チップセットの制限によりCPU内蔵グラフィックスは利用できないため、映像出力端子は非搭載となっている。

 ソケットはLGA1151。メモリスロットはDDR4 DIMM×4で、容量は最大64GB。速度は2,133MHzまでをサポートし、ECCに対応する。

 拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×2(1本はx4動作)、PCI Express 3.0x1×3で、AMD CrossFireをサポート。ストレージSATA 6Gbps×6。

 背面パネルインターフェイスは、H170 Pro4/HyperがUSB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet(Intel i219-V)、PS/2、音声入出力(ALC1150)。

Fatal1ty E3V5 Performance Gaming/OC
Fatal1ty H170 Performance/Hyper

(佐藤 岳大)