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3日で1,300万台売れたiPhone 6s/Plus。日本での店頭初動は昨年割れ

〜キャリア別ではソフトバンクが優勢

「iPhone 6s」および「iPhone 6s Plus」

 Appleの「iPhone 6s」および「iPhone 6s Plus」が、2015年9月25日から発売となった。日本では、Appleの直営店であるApple Storeのほか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの販売店、量販店などが取り扱っている。

 Appleの発表によると、販売開始からわずか3日間で、2モデルの合計販売台数は全世界で1,300万台以上となり、これまでのiPhoneの出足としては過去最高となった。

 リリースの中で、Appleのティム・クックCEOは、「iPhone 6sとiPhone 6s Plusの販売は驚くほど好調。最初の週末における販売台数は、Appleの歴史の中で過去最高のものとなった。お客様からの反響も素晴らしく、新機能の3D TouchとLive Photosは好評を得ている」とした。

 両製品は、10月9日からイタリア、メキシコ、ロシア、スペイン、台湾などを含む40カ国以上で販売が新たに開始される予定。10月16日には、インド、マレーシア、トルコでの販売を開始し、2015年末までには、世界130カ国以上で販売されることになるという。

 一方で、日本での売れ行きはどうなのだろうか。

 BCNはこのたび、iPhone 6およびiPhone 6 Plusが発売となった2014年9月19日〜21日までの3日間と、iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusが発売となった2015年9月25日〜27日の3日間の集計結果をとりまとめた。これによると、iPhone 6およびiPhone 6 Plusの発売3日間の売れ行きを100とすると、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの販売台数は84に留まった。

 機種別の割合を見ると、4.7型ディスプレイのiPhone 6sが88.9%、5.5型ディスプレイのiPhone 6s Plusは11.1%。iPhone 6が82.2%であったことに比べると、4.7型モデルの構成比が増加している。

種別台数構成比比較 iPhone 6/6 Plus
種別台数構成比比較 iPhone 6s/6s Plus

 容量別では、16GBが14.1%、64GBが66.0%、128GBが19.9%。クラウド利用の浸透や円安の影響もあってか、昨年(2014年)は27.3%と3割近かった128GBの購入比率が、20%を切るところにまで減少。64GBは、3人に2人が選ぶ結果となった。

容量別台数構成比比較 iPhone 6/6 Plus
容量別台数構成比比較 iPhone 6s/6s Plus

 キャリア別の販売台数シェアでは、最も多いのがソフトバンクで41.3%。ソフトバンク販売店では出足の鈍さを指摘する声もあったが、量販店側に製品を積極的に供給したという動きもあったようで、昨年同様に4割を超えるシェアを獲得した。シェアを伸ばしたのがau。昨年は、32.2%だったものが、37.5%と約5ポイント上昇した。ドコモは、24.9%から21.1%に減少。4人に1人から、5人に1人という状況になった。ドコモは他社ユーザーを取り込む料金攻勢で積極性を見せているが、その成果は限定的だと言えそうだ。

キャリア別シェア比較 iPhone 6/6 Plus
キャリア別シェア比較 iPhone 6s/6s Plus

 ちなみに、BCNの集計では色別の構成比が算出されないが、ローズゴールドの売れ行きが好調であるという声が聞かれている。

 BCNの調査は、全国の家電量販店の22社のPOSデータを直接集計。ビックカメラやアマゾンジャパンなどは含まれているが、Apple Storeのほか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの販売店などの数値は含まれていない。

(大河原 克行)