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Skylake世代のXeonを搭載した17.3/15.6型ThinkPad
~ECC対応DDR4メモリを最大64GB、SSDを最大1TB搭載可能
(2015/8/12 13:58)
Lenovoは10日(米国時間)、モバイルワークステーションの新モデル「ThinkPad P70」(17.3型)、「ThinkPad P50」(15.6型)を発表した。2015年第4四半期より発売され、価格は前者が1,999ドル、後者が1,599ドル。
いずれのモデルも米国軍の部品調達基準であるMILスペックに準拠し、高い耐久性を謳う。またISV認証を取得しており、ワークステーション向けアプリケーションとの互換性を持つ。
ThinkPad P70
ThinkPad P70はモバイルワークステーションの最上位で、メディア、エンターテインメント、石油、ガスなど各業界におけるプロフェショナル向けモデル。
SkylakeをベースとしたXeonまたは第6世代Coreプロセッサを搭載し、4スロット構成による最大64GBのECC対応DDR4メモリや、4つのストレージデバイスによる最大1TBのPCI Express SSD、最大2TBのHDDを搭載できる。また、NVIDIAのQuadroやDVD-RWドライブ、OSにWindows 10 Pro/8.1 Pro/7 Professionalを搭載する。
キーボードはバックライト付き。写真を見る限り6列配置。またトラックポイントも搭載し、そのボタンはタッチパッドから独立されたものとなっている。
液晶はIPSパネルを採用し、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)または3,840×2,160ドット(4K)を選択可能。フルHDモデルはタッチ付きも用意される。X-Rite Pantoneのカラーセンサーもオプションで用意される。無線LANはIntel 8260によるIEEE 802.11a/b/g/n/ac(vProも可)で、Bluetooth 4.1も備える。
このほかインターフェイスとして、ExpressCard/34スロット、SDカードスロット、スマートカードリーダ、Thunderbolt 3×2、USB 3.0×4(うち1基は常時給電)、HDMI 1.4出力、Mini DisplayPort 1.2、音声入出力などを備える。
バッテリは8セル。本体サイズは416×275.5×29.9~31.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.4kg。付属のACアダプタは170Wまたは230Wとなっている。