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NEC PC、8型Windowsタブレットに32GBモデルを追加

~LAVIE Tab Wシリーズの夏モデル

「LAVIE Tab W」の8型タブレット
「LAVIE」の新しいロゴ。2つの三角形を組み合わせたデザインで、三角形の空白部分が「L」と「V」をかたどっている

 NECパーソナルコンピューター(NEC PC)株式会社は、2015年夏モデルとして、Windowsを搭載したタブレット「LAVIE Tab W」シリーズ2モデルを5月中旬より順次発売する。価格は全てオープンプライス。

 LAVIE Tab Wシリーズは、10.1型と8型のWindows 8.1 with Bing(32bit)搭載のタブレットPC。夏モデルでは8型にストレージ32GB、Office Personal 2013 SP1を搭載したモデルが追加された。春モデルからの主な強化点は、LAVIEボイス対応となる。なお、Android OSを搭載した「LAVIE Tab S」と「LAVIE Tab E」は継続して販売される。

TW710

 10.1型の「TW710」には、本体を立てかけることができる着脱式キーボード付きのTW710/BBSと、キーボードなしのTW710/BASの2モデルがあり、税別店頭予想価格は順に89,800円前後、76,800円前後。両製品とも電磁誘導方式のデジタイザペンを付属。本体色はスパークリングシルバーの1色のみとなる。発売は5月中旬。

 仕様は共通で、Atom Z3795(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB(最大)、スーパーシャインビューLED IPS WUXGA液晶(1,920×1,200ドット)、ストレージ64GB、Webカメラ(1080p、前面200万画素/背面800万画素)。

 インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDXCカードスロット、USB 2.0×1、Micro HDMI出力、0.5W+0.5Wスピーカーを装備。

 バッテリ駆動時間は約9.8時間(Wi-Fi接続時)、本体サイズは256.6×177×8.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量約598g。TW710/BBSに付属する着脱式キーボードを本体に設置し、閉じた場合のサイズは256.5×197.4×16.8~23.8mm(同)で、キーボードのみの重量は約550g。

「TW710/BBS」タブレット時
「NTW710/BBS」キーボードとのドッキング時

TW708/508

 8.1型は「TW708/BAS」と、「TW508/BAS」の2モデルを用意。春モデルではCPUがAtom Z3735Fだったが、夏モデルでは同Z3736Fへと変更されている。なお、クロックは1.33GHzで共通。税別店頭予想価格はTW708/BASが49,800円前後、TW508/BASは44,800円前後となる。本体色はクールシルバーのみ。

 両製品の仕様の違いは、内蔵ストレージの容量と、Officeのエディションで、TW708/BASはストレージ64GB、Office Home and Business 2013 SP1を付属。TW508/BASはストレージ32GB、Office Personal 2013 SP1付属となっている。

 共通の仕様は、メモリ2GB、スーパーシャインビューLED WUXGA液晶(1,920×1,200ドット)を搭載、Webカメラ(前面720p/92万画素、背面1080p/500万画素)。

 インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDXCカードスロット、Micro USB 2.0×1、Micro HDMI出力、1W+1Wスピーカーを装備。

 バッテリ駆動時間は約8時間(Wi-Fi接続時)、本体サイズは126×215×9.9mm(同)、重量約370g。

「TW708/BAS」
「TW708/BAS」背面
8型タブレットの使用イメージ1
8型タブレットの使用イメージ2

(中村 真司)