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アイ・オー、WDと外付けHDDで販売業務提携
(2015/4/15 19:09)
アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー)は15日、Western Digital(以下、WD)と日本国内で販売されるWD製外付けHDD製品について、販売代理店契約を締結したと発表した。
今回の業務提携に関して、アイ・オーの代表取締役社長である細野昭雄氏は、自社の外付けHDD製品の変遷を振り返りながら、これまでのWDとの取り組みを語り、同社が法人向けNASにWD製HDDを採用したことで、ハードウェアの保証期間を1年から3年に延ばすことができたというエピソードを紹介。WD製HDDの信頼性を強調した。
また、アイ・オーは、WDとパートナーシップを結ぶことで、国内における外付けHDDの市場シェアの拡大を目指すほか、多様なクラウドサービスへの対応、添付ソフトも充実しているWD製品を投入し、ソフトウェアの機能面で後れを取っている国内メーカーに対して、優位性のある製品を投入できることは大きなメリットになると語った。
一方、WDとしては、世界的には外付けHDDで高いシェアを誇るものの、日本でのシェアは低く、国内に大きなチャネルを持つアイ・オーと提携することで、製品の浸透を図りたい考えだ。
なお、アイ・オーとWDで、製品ラインナップで競合するセグメントが発生することについては、現状は互いにフルラインナップを展開し、ユーザー1人あたりの利用機会を増やすことを優先。競合製品の集約は考えていないとのこと。まずは、両者の国内市場シェア拡大を狙っていくと言う。