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Windows 10プレビューのBuild 10041が公開
(2015/3/19 10:32)
米Microsoftは18日(現地時間)、Windows 10 Technical Previewの最新版「Build 10041」を公開した。
Windows 10 Technical Previewの旧ビルドをインストールしているユーザーは、更新の受け取り設定を「Fast」に設定することで、Windows Update経由でダウンロード更新できる。現時点ではISOイメージは用意されていない。
新しいビルドで追加された機能として7つを挙げている。
スタートメニュー
スタートメニューのカスタマイズを強化し、アプリのリストもボタンと同様並べ替え可能とし、タッチの操作性を向上。よく使うアプリをスタートにピン止めできるようになった。
仮想デスクトップの強化
これまでのビルドでも仮想デスクトップ(仮想的にディスプレイが複数台あるように見せかけ、切り替えて操作する機能)が実装され、コンテキストメニューやウィンドウの+アイコンをクリックすることで仮想デスクトップへのウィンドウの移動が可能だったが、新たに“フィルタードタスクバー”機能を追加。これにより、現在の仮想デスクトップ上で走っているアプリだけがタスクバーに表示されるようになった。また、Alt+Tabによるウィンドウの切り替えもフィルターされ、現在のデスクトップで動いているものだけが表示されるようになった。この機能は2つのチームに分けてテストした結果、標準実装を決めたという。
Cortanaの多言語サポート
これまでCortanaはアメリカで利用可能だったが、新たに中国、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペインで利用可能になった。ただし現時点においても日本は未対応となっている。
無線ネットワーク接続のメニュー
Windows 7ではポップアップ、Windows 8ではサイドメニュー方式だった無線ネットワーク接続画面は、これまでのWindows 10だと設定画面にジャンプするようになっていた。これをタスクバーからフライアウトする小型のメニューに一新し、操作性が向上した。
写真アプリの強化
写真アプリは、新たにRAWファイルをサポートし、メジャーなカメラのRAW形式ファイルフォーマットをそのまま表示できる。また、ショートカットキーを強化し、Tabキーや矢印キー、Page Up/Page Downによる操作に対応した。今後数週間でさらにショートカットを追加する予定だとしている。