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NEC PC、新Office搭載でリニューアルした「LaVie」秋冬モデル
~8型Windowsタブレットも年内に発売
(2014/10/15 11:00)
NECパーソナルコンピュータ株式会社は、ノートPCおよびタブレットの「LaVie」シリーズ2014年PC秋冬モデルを10月23日に発売する。価格は全てオープンプライス。
秋冬モデルでは、Windowsタブレット「LaVie Tab W」シリーズを除き、全てOffice Premiumへ切り替え。また、TV視聴ソフトの「SmartVision/PLAYER」をバージョンアップし、同日発表されるデスクトップPC「VALUESTAR」の秋冬モデルと組み合わせることで、外出先からのリモート視聴に対応する。
ハードウェア面では、15.6型ノートPCの「LaVie L」、「LaVie S」でCPUを変更するなど、基本性能を強化する。
また、1,920×1,200ドット表示対応8型液晶を搭載したWindowsタブレットの開発を年内に発売することも予告。現時点では、クアッドコアのAtomプロセッサ、メモリ2GB、ストレージ64GBを搭載することのみが明らかにされており、正式発表時に詳細な仕様が公開される見込みとなっている。
LaVie Tab W
Windows 8.1タブレット「LaVie Tab W」は2モデル展開。税別店頭予想価格はキーボード付きの「TW710/T2S」が89,800円前後、キーボードなしの「TW710/T1S」が76,800円前後の見込み。
ハードウェアは夏モデルを継承し、プリインストールされるSmartVision/PLAYERをリモート視聴対応版へ更新する。Windows 8.1 with Bingを採用するため、Officeは、従来のOffice Home and Business 2013をプリインストールする。
主な仕様は、Atom Z3795(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、ストレージ64GB、WUXGA(1,920×1,200ドット)表示/タッチ/デジタイザ対応10.1型IPS液晶、Windows 8.1 with Bing(32bit)、Office Home and Business 2013。
インターフェイスやセンサーは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、前面約200万画素/背面約800万画素カメラ(1080p対応)、microSDカードスロット、Micro HDMI出力、USB 2.0、音声入出力、GPS、加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、照度センサーなどを装備。
バッテリ駆動時間は約9.8時間。本体サイズはタブレット単体で256.5×177×8.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約598g。
LaVie L
15.6型液晶搭載ノートPC「LaVie L」は、夏モデルまでは「LL850」、「LL750」の2シリーズ展開だったが、秋冬モデルより「LL750」へ1本化。価格帯はLL750へ据え置く一方、ディスプレイのフルHD(1,920×1,080ドット)化やCPUの強化を行なった。税別店頭予想価格は199,800円前後の見込み。
主な仕様は、Core i7-4710MQ(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、ハイブリッドHDD 1TB、BDXLドライブ、フルHD(1,920×1,080ドット)表示/タッチ対応IPS液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス。
インターフェイスはIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×5、HDMI出力、音声入出力、2W+2WのFR-Portスピーカーを装備。
バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定法で約3.5時間、JEITA 1.0測定法で約4.5時間。
本体サイズは382×270×33.1mm(同)、重量は約3kg。Bluetooth接続のレーザーマウスが付属する。
本体色はクリスタルブラック、クリスタルレッド、クリスタルホワイト、クリスタルゴールドの4色。
LaVie S
15.6型スタンダードノートPC「LaVie S」シリーズは、上位3機種でCPUを強化したほか、付属マウスをBluetooth接続のレーザーマウスへ変更。「LS350/TS」シリーズはHDDを1TBへ増量した。このほか、全機種にOffice Premiumを採用する。
本体色は各機種に、ルミナスレッド、エクストラホワイト、スターリーブラックの3色をラインナップする。
「LS700/TS」シリーズの主な仕様は、Core i7-4712MQ(2.3GHz、同)、メモリ8GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載。税別店頭予想価格は174,800円前後の見込み。
「LS550/TS」シリーズは、LS700の仕様からCPUをCore i5-4210M(2.6GHz、同)、ディスプレイを1,366×768ドット表示/タッチ対応15.6型液晶へ変更。税別店頭予想価格は174,800円前後の見込み。
「LS350/TS」シリーズは、LS700の仕様からCPUをCore i3-4100M(2.5GHz、同)、メモリを4GBへ変更。税別店頭予想価格は144,800円前後の見込み。
上記3機種のインターフェイスは共通で、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×4、HDMI出力、音声入出力を装備。
バッテリ駆動時間(JEITA 2.0/JEITA 1.0)は、LS700/TSシリーズが約3.9時間/約4.8時間、LS550/TSシリーズが約3.8時間/約4.7時間、LS350/TSシリーズが約4.1時間/約5.1時間。
本体サイズ/重量は、タッチ非対応のLS700/LS350が379×258×27.5mm(同)/約2.5kg、タッチ対応のLS550が379×258×29.9mm(同)/約2.8kg。
最廉価モデルの「LS150/TS」シリーズは、CPUにCeleron 2957U(1.4GHz、同)、メモリ4GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載。税別店頭予想価格は119,800円前後の見込み。
インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力を装備。
バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定法で約6時間、JEITA 1.0測定法で約7.9時間。
本体サイズは385.6×258×22.6mm(同)、重量は約2.5kg。
LaVie E
15.6型液晶搭載のバリューノート「LaVie E」シリーズは、夏モデルを継承したハードウェアに、Office Premiumを採用。Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載する「LE150/T2W」と、Office Personal PremiumプラスOffice 365サービスを搭載する「LE150/T1W」の2モデル展開で、税別店頭予想価格は前者が99,800円前後、後者が96,800円前後の見込み。
そのほかの仕様は共通で、Celeron 2957U、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、Windows 8.1 Update(64bit)を搭載。インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力を装備。
バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定法で約6時間、JEITA 1.0測定法で約7.9時間。本体サイズは385.6×258×22.6mm(同)、重量は約2.5kg。本体色はクールホワイト。
LaVie Z
非タッチで約795gの13.3型モバイルノート「LaVie Z」シリーズは、ハードウェアはそのままに、Office Premiumを採用。さらにSmartVision/PLAYERをリモート視聴対応版にアップデートした。
タッチ非対応の上位モデル「LZ750/TSB」の主な仕様は、Core i7-4510U(2GHz、同)、メモリ4GB、SSD 256GB、2,560×1,440ドット表示対応13.3型非光沢液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス。税別店頭予想価格は184,800円前後の見込み。
タッチ非対応の下位モデル「LZ550/TSB」は、CPUをCore i5-4210U(1.7GHz、同)、SSDを128GBへ変更。税別店頭予想価格は159,800円前後の見込み。
上記2機種のバッテリ駆動時間は、JEITA 2.0測定法で約5.4時間、JEITA 1.0測定法で約9.2時間。本体サイズは319×217×14.9mm(同)、重量は約795g。本体色はストームブラックのみ。
タッチ対応の「LZ650/TS」シリーズは、LZ550/TSBの仕様をベースに、ディスプレイをフルHD/タッチ対応13.3型光沢液晶へ変更したモデル。税別店頭予想価格は174,800円前後の見込み。
バッテリ駆動時間は、JEITA 2.0測定法で約10.3時間、JEITA 1.0測定法で約14.5時間。本体サイズは319×217×14.9~15.9mm(同)、重量は約964g。本体色はストームブラックとムーンシルバーの2色。
インターフェイスは3機種共通で、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、HDMI出力、音声入出力を備える。