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Intel、最大8コアでDDR4をサポートするHaswell-Eを正式発表

Core i7

 Intelは29日(現地時間)、最大8コアで4チャネルのDDR4メモリをサポートする「Core i7 High End Desktop Family」(コードネームHaswell-E)を発表した。

 4チャネルのDDR3メモリをサポートするIvy Bridge-Eの後継モデルで、対応メモリをDDR4に一新。これに伴いソケットはLGA2011-v3に、チップセットはIntel X99 Expressに変更された。製造プロセスは22nm。

製品パッケージ
ダイのフロアプラン

 SKUは「Core i7-5960X」、「Core i7-5930K」、「Core i7-5820K」の3モデル。このうち最上位の5960Xは8コア/16スレッドと、同社のデスクトップ向け製品としては過去最高となる。

 この5960Xはコア数の増加に伴い、TDPを抑えるために定格クロックを3GHz、Turbo Boostクロックを3.5GHzに抑えており、メインストリーム向け最新のCore i7-4970K(4GHz/4.4GHz)と比較すると劣るが、コア数が倍増しているため最大で79%高速としている。

 また、今回のモデルから最下位の5820KはPCI Expressのレーン数を40レーンから28レーンに削減するなど、モデルごとにより大きな差別化が図られた。主な仕様は下表の通り。

Haswell-Eの特徴
プロセッサナンバー 定格クロック Turbo Boostクロック コア数/スレッド数 キャッシュ PCI Express 3.0レーン メモリ TDP
Core i7-5960X 3GHz 3.5GHz 8コア/16スレッド 20MB 40レーン 4チャネルDDR4-2133 140W
Core i7-5930K 3.5GHz 3.7GHz 6コア/12スレッド 15MB 40レーン 4チャネルDDR4-2133 140W
Core i7-5820K 3.3GHz 3.6GHz 6コア/12スレッド 15MB 28レーン 4チャネルDDR4-2133 140W

 チップセットのX99は、SATA 6Gbps対応ポートがX79の2ポートから10ポートへと大幅に増加。USB 3.0も6基備えている。また、8レーンのPCI Express 2.0を備える。CPUとはDMI 2.0 x4で接続される。

Intel X99 Expressチップセット
システム全体のブロックダイアグラム

(劉 尭)