キングジム、名刺をスキャンして保存するボックス「ビズレージ」

　株式会社キングジムは、名刺をスキャンしてデータ化し、そのまま名刺も保存できるデジタル名刺ボックス「ビズレージ」を8月29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。

　ADF付き名刺スキャナと名刺保存ボックスが一体化した製品。給紙トレイに名刺をセットしてボタンを押すだけで、一度に約15枚までの名刺を両面スキャンし、データをPCに転送。本体内メモリにデータを一時保存(約400枚)できるため、PCと接続していない場合でもスキャンできる。スキャン済みの名刺は本体の「名刺保存ボックス」に収納される。このボックスは約800枚の名刺を収納できる。

　PCとはUSB 2.0またはEthernetで接続し、スキャンした名刺データを専用名刺管理ソフト「DA-1」に取り込み、OCR(文字認識)により会社名や氏名などをテキストデータに変換。会社名や氏名、登録日などによる検索が可能なほか、よく使う名刺をお気に入りとして登録できる。有線LANを利用すれば、共有スペースなどに設置して複数人で共有可能。

　DA-1の対応OSはWindows Vista/7/8/8.1(Vistaは32bitのみ、7～8.1は32bitと64bit両対応)、およびMac OS X 10.7以降。

　センサーはカラーCCDで、解像度は約600dpi相当(固定)。対応名刺サイズは52～56.5×88～94mm、厚みは0.18～0.31mmまで。本体サイズは約105×216×195mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。ACアダプタを利用する。