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Intel、TDP 60Wの10コアモデルなど「Xeon E5-2400 v2」シリーズ

~1~2 CPU環境向けのLGA1356パッケージモデル

1月9日(現地時間) 発表

 米Intelは9日(現地時間)、サーバー/ワークステーション向けプロセッサの「Xeon」シリーズに、Ivy Bridge-ENアーキテクチャを採用し、最大10コアのモデルをラインナップする「Xeon E5-2400 v2」シリーズを追加した。

 Ivy BridgeベースのXeon E5シリーズには、LGA2011パッケージを採用する「Xeon E5-2600 v2」シリーズが発表済み。今回発表されたXeon E5-2400 v2は、よりエントリーサーバー/ワークステーション寄りのセグメントをカバーする1~2 CPU環境向けの製品で、LGA1356パッケージを採用する。

 22nmプロセスのIvy Bridge-ENを採用。従来のSandy Bridge-EN/32nmプロセスを採用したXeon E5-2400シリーズは最大8コアだったのに対し、最大10コアのモデルをラインナップ。また、新たにTDP 50Wの低消費電力モデルも用意されている。

 メモリは3チャネルで最大容量は384GB。一部モデルを除いてはDDR3-1600をサポートし、帯域幅は最大38.4GB/sec。システムバスはQPI。PCI Expressは計24レーンを備える。

 今回発表されたのは12モデルで、主な仕様は下記表にまとめた通り。

動作クロック
(定格/ターボ時)
コア/スレッド数L3キャッシュQPI帯域最大TDP対応メモリタイプ最大メモリ帯域幅価格
E5-2470 v22.4/3.2GHz10/2025MB8GT/sec95 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec1,440ドル
E5-2450 v22.5/3.3GHz8/1620MB8GT/sec95 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec1107ドル
E5-2440 v21.9/2.4GHz8/1620MB7.2GT/sec95 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec832ドル
E5-2430 v22.5/3GHz6/1215MB7.2GT/sec80 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec551ドル
E5-2420 v22.2/2.7GHz6/1215MB7.2GT/sec80 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec406ドル
E5-2407 v22.4/2.4GHz4/410MB6.4GT/sec80 WDDR3-800/1066/133332GB/sec250ドル
E5-2450L v21.7/2.1GHz10/2025MB7.2GT/sec60 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec1219ドル
E5-2448L v21.8/2.4GHz10/2025MB8GT/sec70 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec1424ドル
E5-2430L v22.4/2.8GHz6/1215MB7.2GT/sec60 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec612ドル
E5-2428L v21.8/2.3GHz8/1620MB7.2GT/sec60 WDDR3-800/1066/1333/160038.4GB/sec1013ドル
E5-2418L v22/2GHz6/1215MB6.4GT/sec50 WDDR3-800/1066/133332GB/sec607ドル
E5-2403 v21.8/1.8GHz4/410MB6.4GT/sec80 WDDR3-800/1066/133332GB/sec192ドル

(多和田 新也)