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Razer、モジュールにより仕様をフルカスタマイズできるコンセプトPCを公開

~ケーブルレスでモジュールを脱着するだけ

Project Christine
1月7日(現地時間) 発表

 米Razerは7日(現地時間)、モジュールを着脱するだけであらゆる仕様をカスタマイズできるというコンセプトPC「Project Christine」を発表した。

 逆T字型のスタンドに、多数のモジュールを突き刺しているようなユニークな形状を持つPC。突き刺しているように見えるものの、前面側と背面側は別々のモジュールになっており、それぞれがCPU/メモリ、GPU、前面I/O、背面I/O、電源、水冷キット、BDドライブなどの機能を持つ。これらを組み合わせて、オリジナル仕様のPCを構築できるというもの。

 各モジュールはPCI Expressで接続され、プラグ&プレイによるアップグレードにも対応。保証外ではあるがオーバークロック版パーツも提供されるという。また、タッチ式の液晶ディスプレイも用意され、各種ステータスやメンテナンス情報が表示される。

 Razerはニュースリリースの中で、技術的な知識がない人でもオープンなプラットフォームであるPCを自由にカスタマイズでき、新しいパーツが出てきても簡単/迅速にアップグレードできることを訴求している。

 製品としての発売時期や価格、詳しい仕様などは公開されていない。

前面の液晶パネル
背面。背面I/Oのほか、モジュール部のコネクタも見える
複数のOSに対応するとしている
モジュール着脱のイメージ
【動画】Razerによる製品紹介動画

(多和田 新也)