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ヤマハ、歌詞を入力するだけで伴奏付き「ボカロ曲」を自動作成する技術

10月21日 発表

 ヤマハ株式会社は、歌詞を入力するだけで、「VOCALOID」の歌声と伴奏の付いた楽曲を自動作成する技術「VOCALODUCER」(ボカロデューサー)を開発したと発表した。

 いわゆる「ボカロ曲」を作成するための技術。ボーカル用に、リズムパターン、音声の変化、コード進行のテンプレートを指定するだけで、約18,000種のメロディーを生成。歌声は、男性、女性、力強い声質、スイートな声質などをライブラリから選べ、歌い方のパラメータも指定できる。

 これに加え、新技術ではポップス、ロック、ダンスなど約30種類のスタイルを選び、50文字程度の歌詞を指定するだけで、歌声と伴奏からなる2〜8小節程度の楽曲が生成される。歌詞は、漢字や数字を交えた一般的な日本語文章で行なえる。伴奏の生成には同社の電子キーボードで定評あるスタイルエンジンとソフト音源を採用した。

 同社は、歌詞とメロディに関するシーケンスデータを送信するだけでボカロ曲を作成できる「NetVOCALOID」をSaaS型で提供しているが、VOCALODUCERについても、SaaSでコンテンツプロバイダ向けに提供する。また、10月23日〜25日に幕張メッセで開始される「Web&モバイル マーケティングEXPO秋」にサンプルアプリケーションを参考出展する。

 今後は、ボーカルのテンプレートや、伴奏のスタイルを追加していくほか。英語や中国語への対応も行なう予定。

(若杉 紀彦)