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ドコモスマホ新製品中5製品は3日間駆動

〜1.7GHz帯LTEに対応し150Mbpsでの通信が可能に

10月10日 発表

加藤薫社長

 株式会社NTTドコモは10日、2013年冬モデル新製品発表会を開催した。各製品の詳細な仕様は別記事を参照いただき、本稿では、スマートフォン新製品に共通する特徴や、新たな取り組みなどについて紹介する。

 同社は夏モデルにおいて「GALAXY S4」、「Xperia A」を集中的に訴求する「ツートップ戦略」を打ち出した。それに対し、発表会で説明を行なった同社代表取締役社長の加藤薫氏は、明確に言葉にはしなかったものの、今回のスマートフォン9製品中「AQUOS PHONE ZETA」、「ARROWS NX」、「Xperia Z1 f」の3製品をお勧め製品として紹介し、言わば「スリートップ」を積極的にプロモーションしていき、実質価格の面でも差別化していくことを明らかにした。

 全機種共通の特徴としては、実使用時間が2日以上、中でも前述の3機種と、「GALAXY Note 3」、「G2」は3日以上に達するという。また、LTEについて、これまでの800MHz、1.5GHz、2GHzに加え、新たに1.7GHz帯に対応し、最大で下り150Mbpsという高速アクセスが可能になる。150Mbpsは、まず東名阪エリアから対応を開始し、2013年12月までには山手線全駅で利用可能となる。また、その他の都市についても、2013年度中に全都道府県で112.5/100Mbpsに対応させる。

加藤社長が掲げるお勧め3製品
新製品は全てクアッドバンド対応
東名阪では150Mbpsでの通信が可能に
2013年度中に全都道府県で100Mbps超に

 サービス面では、ネットワーク、デバイス、OS、そしてキャリアの制限にしらばれない4つのフリーを実現していく。具体的には「docomo ID」を用い、これまで同社製品ユーザーや、製品上のみで利用可能だったサービスを、多のキャリアやデバイスのユーザーにも使えるようにする。

 その一例が、「ドコモメール」で、これまでは同社の「spモードメール」(@docomo.ne.jp)は、専用アプリでのみ利用可能だったが、クラウド化対応を図り、新しいドコモメールアプリのほか、タブレットやPC上からもブラウザ経由でアクセス可能になる。ドコモメール自体は10月24日から利用可能で、11月からマルチデバイス利用を開始し、2013年度内にIMAP対応し、他のメーラーからも@docomo.ne.jpが利用可能になる。また、12月より新たな迷惑メール対応サービスを追加する。なお、ドコモメールについては、キャリアフリーとはならず、ドコモの回線契約が必要となる。

 キャリアフリーにまで踏み込むのは、「dマーケット」で、2013年度中に他のキャリアユーザーも利用可能となる。これに併せ、新たに「d fashion」、「dトラベル」、「dキッズ」の3サービスを追加。d fashionでは、ドコモ経由の支払いや、ドコモポイントの利用だけでなく、CMでイメージキャラクター達が着用している服を購入できるといったサービスも予定。dトラベルは、JTBと提携し、旅行パックの販売に加え、旅行当日にも独自アプリで連携し、スケジュール管理したり、ルート案内を表示するといったことができる。dキッズは子供向けの知育/教育アプリなどを展開する。

docomo IDによる認証を行ない、ネットワークやデバイスなどにとらわれないサービスを展開
新製品に併せクラウド型のドコモメールを導入
11月からマルチデバイス、2014年3月までにはIMAP4に対応
dマーケットは年度内にキャリアフリー化
新たに3つのサービスを展開

 発表会にはCMキャラクターの渡辺謙さん、堀北真希さん、石原さとみさんが登場。3人はそれぞれ、今回の新製品の中のお勧め機種として、ARROWS NX、Xperia Z1 f、GALAXY Jを紹介。渡辺さんは、「バッテリが持つので、海外旅行でアダプタの形状が合わなくても、慌てなくていい」、堀北さんは「小型で持ちやすく、カラーバリエーションが可愛い」、石原さんは「日本人なら“J”。シャッターが速いので、カメラをよく使う人に便利」などとお気に入りポイントを語った。

渡辺謙さん
堀北真希さん
石原さとみさん

(若杉 紀彦)