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WD/HGST、PCI Expressストレージを手がけるViridentを買収

9月9日(現地時間) 発表

 米WD(Western Digital)傘下の米HGSTは9日(現地時間)、エンタープライズ/クラウド向けフラッシュストレージを中心に展開する米Virident Systemsの買収を発表した。買収額は約6億8,500万ドル。買収完了は2013年内を予定している。

 Virident Systemsは、大容量のLow Profile対応フラッシュストレージ「FlashMAX II」、サーバー向けストレージ管理ソフトウェアスイートの「FlashMAX Connect」などを発売するエンタープライズ向けストレージソリューションベンダー。

 米IDCの調査で2012年から2017年にかけてエンタープライズ向けSSDの市場規模が25億ドルから70億ドルへ拡大する見込みとしており、WD/HGSTは同分野への存在感を高めるべく、6月にも同じくエンタープライズ向けのストレージベンダーである米sTECを買収するなど、投資が続いている。

(多和田 新也)