Futuremark、iOS版の3DMarkを公開

実行できる3つのプリセット

　Futuremarkは日本時間の9月10日までに、iOS版の3Dベンチマークソフト「3DMark」を公開した。App Storeにて無料で配布されており、容量は174MB。対応OSとデバイスは、iOS6以降のiPhone 4/4S/5、iPod touch、およびiPad。

　2月のWindows向け3DMark公開時点で、Android、iOS、Windows RTに対応したバージョンもリリースし、クロスプラットフォームで3D性能を評価できるとコミットされていた。4月にはAndroid版を公開したが、iOS版はそれに遅れること5カ月目でようやく公開された。

　テストは3つで、Ice Storm(720p)、Ice Storm Extreme(1080p)、Ice Storm Unlimited。Ice Storm UnlimitedはCPUとGPUの生パフォーマンスを計測し、リフレッシュレート制限やOSの影響などを排除できるとしている。

読み込み中の画面

デモも用意されているが、設定でオフにできる

宇宙を舞台とした戦争がテーマなのも共通

画質はPC版に引けをとらない

Graphics test 1

Graphics test 1

Graphics test 2

Physics test

テストの結果表示画面

ほかの端末のスコアと比較できる

同じ端末の平均スコアも表示できる

過去の実行履歴も参照できる

端末の情報を取得して表示

データ通信方式なども取得する

解像度やサイズ、重量などの情報

　3Dベンチマークテストのほか、オンライン上でほかの端末とスコアを比較したり、CPUやGPU、カメラの画素数、各種センサーの有無などの情報を確認できる。

　参考までに、編集部で実際にiPhone 4およびiPhone 4Sで実施した結果と、過去のAndroidデバイスで実行した結果を掲載する。