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三菱、応答速度を高速化し10ビットガンマにも対応した27型ワイドIPS液晶
~中間色応答速度は3.2ms
(2013/7/18 18:51)
三菱電機株式会社は、応答速度を高速化した27型ワイドIPS液晶ディスプレイ「RDT273WX(BK)」を7月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,800円前後の見込み。
IPSパネルでありながら、オーバードライブ時の応答速度が3.2ms(中間色)と、従来モデルのRDT272WX(BK)の3.5ms(同)からさらに高速化した新モデル。超解像やエリアコントラスト補正、ブロックノイズリダクションなど可能な映像処理エンジン「ギガクリア・エンジンII」を搭載し、オーバードライブ、ギガクリア・エンジンII有効時でも0.1フレームの表示遅延を実現している。また、新たに10bitガンマに対応した。
このほか、MHL接続したスマートフォンを子画面表示し、縦横の自動切り替えやリモコンからのスマートフォンアプリの操作に対応する「スマホビューII」機能も搭載する。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が約1,677万色(約10億6,433万色中)、表面処理が非光沢、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大8,000:1)、視野角が上下/左右各178度。
インターフェイスはDVI-D、HDMI/MHL共用、HDMI、ミニD-Sub15ピン、D端子(D1~D5)、音声入出力。3W×2のスピーカーも内蔵する。
スタンドは上20度/下5度のチルト調整に対応。本体サイズは643×230×444mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.6kg。本体色はブラック。
また、同じく7月26日に、オフィス用途向けに節電機能などを搭載する19型TN液晶ディスプレイ「RDT198LM-A」シリーズも発売する。店頭予想価格は29,800円前後。本体色はホワイトとブラック。
主な仕様は、解像度が1,280×1,024ドット、表示色数が約1,677万色(約10億6,433万色中)、表面処理が非光沢、輝度が240cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms、視野角が上下160度/左右170度。インターフェイスはDVI-D、ミニD-Sub15ピン。1W×2のスピーカーも内蔵する。
スタンドは上20度/下5度のチルト調整に対応。本体サイズは414×198×398mm(同)。重量は約3.5kg。