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AMD、デュアルGPUの「Radeon HD 7990」

〜カード1枚で8.2TFLOPSを達成

「Radeon HD 7990」
4月24日 発表

 米AMDは24日(現地時間)、1枚のカードに2基のGPUを搭載する「Radeon HD 7990」を発表した。国内での発売は5月初旬。

 シングルで最上位となる「Radeon HD 7970」のスペックをほぼそのままで2基搭載させたカード。2基のGPUは96GB/secのPLX製PCI Express 3.0ブリッジコントローラで接続される。カード1枚でのSP数は4,096基、コアクロックは950MHzで、ブーストクロックが1GHz、テクスチャユニット数は256基、ROP数は64基。メモリは6Gbps駆動のGDDR5 6GBを384bit×2で接続。これにより、1枚のカードで8.2TFLOPSの演算性能を実現した。

【お詫びと訂正】初出時にコアクロック1GHzとしておりましたが、正しくは950MHzで、ブーストクロックが1GHzとなります。お詫びして訂正させて頂きます。

 2基のGPUを効率的に冷却するため、新しいヒートシンクとファンを開発。ファンは3連タイプとなるもので、同社では「我々は通常他社製品を褒めないのだが、GeForce GTX TITANの騒音性能(41.2dBA)は非常に素晴らしいと思う。だが、Radeon HD 7990は、それよりも低い37dBAを達成した(いずれもFurmarkベンチ実行時)」と述べている(GeForce GTX 690は47.5dBA)。負荷時の温度についても、GTX 690が約87℃、GTX TITANが約82℃なのに対し、HD 7990は約80℃に抑えているという。

 性能については、世界最速を謳っており、4K(3,840×2,160ドット)解像度で最高設定にしたCrysis 3やTomb Raiderをプレイ可能としている。

 リファレンスカードは2スロット厚で、8ピン電源×2、DVI-I、Mini DisplayPort×4を備える。

ファンは3連型
インターフェイス。標準で5台のディスプレイを接続可能
ヒートシンクを外したところ
カード裏面
負荷時のファン騒音比較
4K解像度でのGTX 690との性能比較
ディスプレイ3台(5,760×1,080ドット)での性能比較

(若杉 紀彦)